感情的に叱りそうになったとき
疲れていたり、イライラしていたりすると、
つい感情的になって子どもにキツい言い方をしてしまったり・・
そういうことってありますよね。
でも、いつもいつもそうだと、
子どもにとっても、自分にとってもよくないですよね。
私もそんな悩みを抱えていたときがありました。
このままではいけない、と思い、こんなふうに考えて実践していきました。
●“ 感情 ”に良い・悪いはない。
イライラや怒りも“ 感情 ”で、
“ そう思う・感じる ”ことが悪いのではない。
大切なことは“ その後どう行動するか ”
◆人は右脳で感じ、それを左脳で考えて行動するそうです。
右脳と左脳の連動がうまくいかず、
右脳で怒りを感じたまま表現してしまうと
“キレる”という状態になるんですね。
子ども時代に右脳と左脳の連動器官が発達していないと
キレるという状態になりやすくなるそうです。
子どもに対してカッとなって、
怒鳴ってしまうのもそういうことなんですね。
なので、意識して、感じたことをそのまま表に出さず、
どう表現すればいいのかをまず考え、そして行動する。
少しずつ時間をかけて練習しました。
◆イライラするのは、性格ではなく、気持ちです。
誰しも楽しい・うれしい感情があるように、
人間ですからイライラや怒りの感情もあります。
そして、その人の特性によって、
感情表現の大きさ・激しさが異なります。
それは気持ちなので、良い悪いではないんですね。
自分の特性・気質を知り、それに合った表現方法を考える。
そのときどう表現すれば適切なコミュニケーションが
とれるのかを、自分に向き合って考える。
でも、疲れていたら、そこまで考えられない。
投げやりな気持ちになって
「自分はそんなことが本当にできるのか?」
そんなふうに自分を疑ったり。
なりたい自分が漠然とでもわかっていて、
どうすれば子どもに対して適切な対応ができるのかも
頭ではわかっていて。
・・だけど感情(イライラ)の
比重の方が重くて思うようにコントロールできない。
そんな葛藤を抱えながらも、
“ 本当に ”こうしたい、こうなりたいと思い、願えば、
脳にスイッチが入り、その方向に向くそうです。
◆とにかく、まずは、
「そんなふうになりたいから実行する」
という「気力」と「体力」を取り戻すためにも、
「なぜ私はイライラしてしまうんだろう?」と思ったとき
「私は、イライラしたら子どもにやつあたりしてしまうんだな」
と、そんな自分を責めたり、否定したりせず、そのまま受け入れる。
◆「イライラしたりしない、怒らないお母さんになる」
ではなく、完璧な人間・母親はいないのだから、と
“ イライラする前に気づいて心と身体を休めよう ”と考える。
◆自分にとってのイライラの元をさがす。
◆どうしたらそのイライラが減るのか考えてやってみる。
◆イライラしてきたな、と思ったら無理をせず、
横になったり、好きな音楽を聴いたり、リラックスする。
◆自分のイライラしそうなタイミングをさがし、
八つ当たりする前に心と身体を休める。
もちろん、すぐにはできないですよね。
でも、少しずつ、ゆっくりと、時間をかけて、
「子どもと一緒に自分も成長する」ことをあきらめなければ、
きっと「なりたい自分になれる。」そう思っています。