我慢ではなくあきらめをつける
子どもの成長段階のひとつとして
『あきらめをつけること』があります。
「我慢・忍耐力をつける」という表現も
ありますが、私は、「我慢する」
という言い方があまり好きでないので、
『あきらめをつける』と表現しています。
「我慢・忍耐」って言葉、
聞いただけでしんどそうですよね。
例として息子の場合ですが、
欲求を右の脳で感じて、
「ほしい!ほしい!ほしい〜!」
ってなるので、それを買えないときは、
左の脳で考え、あきらめるつける練習です。
これが、また辛いんですよね〜。
涙、涙の訓練になっています。
まだ子どもだから、欲求のかたまりのようなものだし、
年齢的にもまだ自由が効かないところもあるし、
それに息子は欲求が高い方なので、
●生理的欲求 (安心感を得る・体を大切にする)
↓
●承認の欲求 (心の力を大切にする・
自信を持つ・自分が好き)
↓
●自己実現の欲求 (自己決定する)
‥とありますが、
息子は、もう自己実現の欲求にきていたようで、
自分で決めるしかなかったんですよね。
そして、私の役割は、期待を外し、
ガッカリさせることなんです。
これが、私にとっても難しいところで、
私は、喜んでもらうことが好きな人なので、
ガッカリさせることは反対のことになるんですよね。
でも、これをしといてあげないと、
子どもが困ることになるので、
私も自分との葛藤がありました。
あきらめをつける練習のサポートとして、
いくつかの選択肢を提供してあげます。
これは、左の脳を使うのに役に立つんですよね。
選ぶものを前に出されたら、
感情的になってる気持ちが、
「どれにしようかな?」と、
騙されたように考えてしまうんです。
このやり方はお薦めします。
小さな子どもさんから、大人になっても使えます。
感じることは自然に入ってくるけど、
左の脳で考えて行動することが難しいんですよね。
でも、コレは大事なことなので、
息子も私もその都度練習しました。
今ではそれも習慣になりつつあります^^