自分の気質を知ろう
自分を知ることで、
子育てがラクになることがあります。
「自分の気質」と「子どもの気質」が似ている場合、
その気質が、自分でも気に入ってる場合は
うまくいくのですが、
そうでない場合は、
‘自分と子どもは違う’ということを頭に入れて
困ったときに そのことを
思い出すといいかもしれません。
気質は9つあります。
◆活発さの度合い
◆感情の強さ
◆うちとける/うちとけない
◆柔軟性
◆感受性
◆ねばり強さ
◆規則性
◆機嫌
◆注意力
気質には、良い・悪いはないので、
弱いからといって悩むこともないのですよ。
“自分のまま”でいいのです♪
気質は、場合によっては、役に立つときと、
立たないときはあります。
例えば、学校などの集団生活では、
規則性の強い子の方が、
簡単にコトを終えていくかと思いますが、
規則性の弱い子は、
みんなと同じようにできないことがありますよね。
これは本当はこれでいいんです。
その子どもが悪いのではないんです。
でも、自分の意思でみんなに合わせようとするのなら
それでもいいんです。
先生が困って親に言ってきたとしても、
子どもを変えずに、
「うちの子は、そういう気質なんです。
先生が困っていらっしゃるんですね。」
「私に言われても困りますので、
先生が困っていることを子どもに伝えてください。
そうすれば、子どもも考えるかもしれませんから。」
と、言っておけばいいみたいです。
私たちも、子どもだったら、
親がそう言ってくれる方がうれしいですよね。
また、家庭では、
誰かの気質が基準になれば、
そうでない気質を持った人が
しんどくなる場合があります。
なので、
‘自分も尊重し、他者も尊重すること’
が、大切なんです。
自分の気質を知って、
子どもの気質とは違うとき、
子どもには「どうして欲しい?」と
聴いてあげるこができるといいですね。
イライラしていたことが ラクになるときがあります。
2人以上の子どもを持つ場合も、
相性の合う・合わないがあるようですが、
こういうことみたいです。
親が子どもの気質を考えて、どう感じて接していくかで
子どもの自尊感情がどれだけ育てられるかで
大きく違ってくるようです。
『気質』以外にも
◆からだ ◆基本的欲求
◆感情と行動 ◆生まれつきの能力
という特質があります。
このお話は
親が自分を大切にするヒント エリザベス・クレアリー著
という本で勉強しました。
おすすめの本です♪