人にどう思われるかが気になるのは・・
“ 私はあの人にどんなふうに思われているんだろう ”
“ こんなふうに思われたんじゃないか ”
“ こんなことを言うと、こう思われるんじゃないか ”
そんなふうに思って
モヤモヤすることはありませんか?
育児中だと特にママ友との関係で
そうなることが多いかもしれませんね。
人の目を気にしてしまうことは
誰でもあると思います。
そしてそれは
社会のルールを守るという点では
非常に大切なことでもあります。
しかしそれも程度問題で、
いつでもそんなふうに考えていると、
他人の目から見た自分、つまり
他人が望む人物像を演じてしまうようになる、
そんなケースもあって注意が必要です。
「本当はこんなふうに思っているけど
それでは相手に嫌われるかもしれない」、
「ほんとはこうしたいけどこの場合は
こうしなきゃいけないのかな」などです。
そうすると、
自分の本当の望み、気持ちを押し込めて
無理やり状況に合わせることになってしまいます。
そんなふうに
感情を抑圧したままの自分に
気づかないでいると、
それらはそのまま心に蓄積していきます。
ストレスの原因ですね。
不満が溜まると
同じような人が集まって陰口を始めたり・・
そんなケースもよくあるんじゃないでしょうか。
でもそれはいじめの原因にも繋がるので、
大人がするのは問題です。
子どもはよく見ています。
でも、結局そういうのは
長く続かないですよね。
抑圧されたものは
適切に浄化しなければ溜まる一方ですから
何かのきっかけで爆発するかもしれません。
自分は正当な理由があるつもりでも、
まわりからすると
「この人どうしてこんなに怒っているんだろう?」
「そんなに怒らなくても・・」と、
今まで積み上げてきた信頼をなくすような状況に
なってしまいかねないです。
それは多くがその時の状況だけに
怒りを感じているのではなく、
蓄積された怒りもプラスされて
でてきてしまっているので、
周りは余計に
「そんなに怒るようなことかな?」
となるんですね。
怒りを向けられた人はたまりませんよね。
そうならないためには、
やはり過剰に人目を気にせず、
自分の感情、そのとき感じたことは
その都度適切に吐き出しておく。
それが大切だと思います。
もちろん、
感情のままに行動・言動していたら
八つ当たりになってしまいますので、
表現方法は考えないと、ですよね。
おかしいな、私とは違うな、と思っても、
ある程度、相手の気持ちをくみとりながら
うまく自分の気持ちも押し込めることなく
表現できればいいですね。
そんな時はやはり
アイメッセージが有効です。
自分の気持ち・思いを
否定せず責めず大切にしていると、
人がどんなふうに思うかどうかが
基準にはならなくなります。
安心感を持てたら、
自分に自信が持てるようになるんですね。
過信ではない自信と、選択の自由があれば、
自分を信じることができます。
自分にとって心地よいか良くないかは、
人が決めるのではなく自分ですもんね。
まずは、自分自身が
人にどう思われるかを
どの程度気にしているのか、
今一度確認したいですね。