自分のペースを知る
子どものことを大切に思っているお母さんほど
子どものためにと無理をしてしまい、
結局子どもへの思いが裏目に出てしまう、
というケースもありますよね。
子どもも、大好きなお母さん・お父さんの
要求に応えようとして頑張り過ぎ、
それが習慣となるうちにハードルが上がっていき、
親子とも気づかぬまま子どもが追いつめられてしまう
結果になってしまわないよう、注意したいですよね。
そのためにも、自分のペースを客観的視点で把握し、
“ 自分自身を知る ”ことは大切です。
「母親なんだからこれくらいできなければ」
「これくらい出来て当たり前」
などと自分以外の何かを基準にして
自分を縛ってしまうことのないように。
これらは他人との「比較」によって生じます。
「こんなこともできないなんて思われたくない」
「あの人がやっているなら私もやらなければ」
のような考え方です。
誰でも得手・不得手はありますよね。
「私はここまでならできるな、
でもここからは疲れてくるな」
というふうに自分のための基準をつくるといいようです。
その時に、“ 他の人にどう思われるか ”
を考えてしまうと、無理をしたり
自分には合ってなかったりしてしまうので、
“ できない自分もOK ”
を忘れないようにしたいですね。
「比較」は抑圧なんだそうです。
子どものころに、兄弟姉妹やお友達と比べられたり、
または「○○歳なんだからこれくらいできるでしょ」
という“ 世間一般 ”と比べられたり。
我が子がそれら抑圧に苦しまないように、
比較しないようにするには、まずは自分を
誰かと比較することをやめたいですね。
無理をするとストレスが溜まります。
溜まったものはいつか爆発するので、
無理せず、頑張り過ぎず、自分のペースで
快適に過ごしたいですね。
自分を大切にするために、自分の基準、
ペースを把握しておくのはとても必要なんですね。